アゴがズレる原因は?

(1) 歯の摩耗(まもう)、片咬み
・食事の度に歯はすり減っている・食事では片側で咬むことが多い…
など歯は食事の度に毎日すり減っています。また、歯ぎしりをする人などは極端に歯が減っていきます。両方の奥歯で均等に咬めずに、片側で咬む人は奥歯も片減りし、徐々にアゴが傾いていきます。
(2)治療ミス(+医師の知識不足)
下あごのズレが病気を生むことを充分に理解し、それを治せる歯科医師は世界的にもごく少数です。虫歯の治療などで奥歯を削ると、通常の歯科医師では気付かないちょっとしたアゴのズレが生じます。
ですから、歯の治療が多い人ほど、アゴがズレてしまっているのが現状です。インプラント治療や咬み合わせの治療を行う場合、医師がアゴの正しい位置、動きを理解しているかどうかがとても重要です。
しかし、現在多くの歯科医院が考える「咬み合わせ矯正」の考え方には大きな間違いがあります。下アゴの動きは、下顎頭を支点にして動いているように思われがちですが、実は右図のように、頭の付け根(第一頚椎)にあります。この運動理論を理解せず歯の治療や咬み合わせの治療をした場合、顎関節症を始めとする150にも及ぶ慢性疾患を引き起こすのです。

(3) 歯の未発達
奥歯が、本来成長するべき高さまで成長しないと、正常な噛み合せ位置よりも深く咬み込んでしまいます。奥歯が発達しない原因は様々ですが、主な原因は食生活の変化にあるといわれています。
食事時間が短くなったことや、柔らかくなった現代食で、咬む回数が昔に比べて大幅に減少したことで、現代人は奥歯が十分に発達しなくなり、下アゴが本来の位置よりも深く上方に上がってしまっているのです(低位咬合:右図)。
奥歯で咬み閉めたときに、上の前歯で下の前歯が完全に隠れてしまっているケースもめずらしくありません。
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